「囲い込み対策」って知ってますか?
- AgentConnect株式会社
- 4月3日
- 読了時間: 2分

突然ですがみなさん「囲い込み対策」って言葉をご存じでしょうか?
◆囲い込みの定義と影響
不動産業界における「囲い込み」とは、売却を依頼された物件情報を他の不動産業者に公開せず、自社のみで買い手を探す行為を指すことがわかりました。この行為は、物件の売却機会を減らし、売主が適正な価格で売却できる可能性を損なうだけでなく、購入希望者にとっても物件選択の機会を狭めるなど、双方にとって不利益をもたらす可能性があります。
◆購入希望者への影響
囲い込みが行われると、購入希望者は市場に出回っているはずの物件情報にアクセスできなくなる可能性があります。これにより、物件の選択肢が狭まり、希望する物件を見つけにくくなるだけでなく、不動産業者によっては不当に高い価格で購入させられるリスクも考えられます。
◆売却希望者への影響
売却希望者にとっては、囲い込みによって物件の情報が広く公開されないため、売却の機会を逃す可能性があります。また、売却期間が長期化したり、最終的に値下げを余儀なくされたりするおそれもあります。不動産業者によっては、自社の顧客に早期に売却するため、売主に値下げを強く勧めるケースもあるようです。
◆囲い込みの手口と対策
囲い込みを行う不動産業者の特徴として、オンラインでの物件掲載が少なかったり、他の業者からの問い合わせに対応しなかったり、大幅な値下げを勧めてきたりする点が挙げられることがわかりました。売却希望者は、複数の業者に査定を依頼したり、一般媒介契約を選択したりすることで、囲い込みのリスクを減らすことができるようです。購入希望者も、複数の不動産業者に相談することで、より多くの物件情報を得られる可能性があります。
2025年1月1日から「囲い込み」が確認された業者には、宅地建物取引業第65条に基づき指示処分が科されることになりました。
少しは厳しくなりますが、法の網の目を巧みにかいくぐる業者はでてきます。甘い言葉を巧みにもちいて近づいてきます。囲い込みを避けるためにも、信頼できる不動産会社、信頼できる担当者を探すことが一番です。
株式会社アール.エス.エム.トレーディング 加藤 卓さんのブログから一部転載させて頂きました!
数百~場合によっては億単位のお金が動く不動産取引。
担当者をほんの数か月で決めて大丈夫ですか?
ぜひ、不動産売買の可能性がすこしでもあるなら
今から信頼できる不動産エージェントを探してみてください!